何だ何だ!? 何がどうなってんだよ! 現状に頭がついていかねぇけど、とりあえずこいつをここから引きずり降ろしたら一発殴ってやるっ!! 虚しく鳴り続ける音楽。 さらにひどく野次りだした観客たち。 止めに入ったボーイ達の罵声。 それの中に混じって、かき消されそうな小さな 「…社長…。」 って声が聞こえた。 俺は自分の耳を疑った。 何でサツキちゃんの声が今聞こえんだよ。 サツキちゃんがここにいるわけねぇのに。 一瞬、その声に手を止め立ち尽くしてしまった俺は、ステージを見上げた。