今夜は飲まなきゃやってらんねぇ夜なのかもしらなないけど、付き合いきれねぇなぁ。
こっそり時計を見たら、午後11時―――。
あぁ~…帰りてぇ。
「武藤さ~ん、もう1軒行きましょう~?」
「おい、ハル!飲み過ぎだ!
もういい加減にしとけっ!」
見兼ねて止めた俺に
「何だよ、レン~。
親友だろ~?傷心の俺に付き合えよ~」
あろうことか絡んでくる。
「何だ傷心って?
お前ふられたのか?」
「そうなんすよ~。
落ち込んでんすよ、俺~」
普段のハルからは考えられねぇ、この醜態。
俺は知らねぇぞ…。
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