インターン・シップ


サツキちゃんは頭がいい。

理解力も読解力も申し分ないし、仕事も早い。
周りの空気も読めるし気も効く。


ただ…自分のことには鈍感だ。


“何か抱えてんだろうな”…ハルもそう言ってたけど、俺もそう思う。


でも、言いたくないものを無理矢理ききだすわけにもいかないし、何よりプライベートなことだしな。


…まぁこれから先、ハルとどうにかなったらなんとかするんだろう。


そうこう考えてる内に、会社に着いて階段登ってハルの部屋の前。


“親しき仲にも…”でお互い一応ノックはするけど、返事は聞いて開けたことはない。