インターン・シップ


サツキちゃんが倒れた時、俺は側にいなかったんだけどハルの声がして駆けつけた。


ハルが初めてサツキちゃんの名前を呼んだ瞬間だった。


気を失ってるサツキちゃんの肩を掴んで揺するから


「ハル、揺するな!
頭打ってたらヤバい。

とりあえず、横になれるところに運ぼう。俺、こっち持つからゆっくりいくぞ?」


サツキちゃんを運ぶため、足下に近寄る俺に


「いや、いい!
俺、1人でも運べるからお前はいいっ!」


ハルはそう言って俺を止め、サツキちゃんを抱きかかえてさっさと自分の部屋に向かった。


唖然として見送ったけど、あれは完璧独占欲だな。