プープープー…。
通話終了の音が響く中…
「…嵌められた!」
…ってことに今更気づいても、もう電話は切れてるし。
くっそ~…!
最初からフル出を探してたんじゃん!足元見られて悔しいーっっ!!
…けどまぁ、しょうがないか。
とりあえず、休みもらえたから良しとしよう。土日は元々休みだし、ゆっくりして来週に備えよう。
あぁ~…でも来週、マジ地獄~……。
重~いため息を吐くと、星なんか一つだって見えやしない都会の夏の夜空を見上げた。
それからそのまま空を見上げたまま肩を竦め、深呼吸をひとつ。
漸く、重い腰を上げ立ち上がると…何で?
牧瀬さんがこっちを見て立ってた。

