「言うか、タコっ!」 あろう事か、タコ呼ばわりっ! くっそ~! タコみたいに墨が吐けんなら、あんたのその高級スーツに吐いてやる! …とは、さすがに言えないからせめて睨んでたら、私たちの後ろから笑い声がきこえた。 2人して振り向いたら、社長より少し年上そうな長身の男性が立ってて 「相変わらずだね、ハル。 好きな子ほど、苛めるんだから…」 すごく、優しい声。 だけど、言ってることは理解できない。