「…先のことは全然考えてないの。
とりあえず、“あのこと”が解決したらちゃんと就職先探すって。私たちまだ若いんだし、何とかなるわよ!
それに取った資格は消えないんだし、努力は無駄にはならないよ」
そう明るく言う私にリサはため息をひとつついて
「…わかった。
サツキが決めたことなら…応援する」
しぶしぶながらも納得してくれた。
「でも、困ったことがあったり何かあったらちゃんと相談することっ!!
これは絶対だからねっ!」
有無を言わさず約束させられたけどね。
でも…こんな私と親友でいてくれて心配までしてくれるリサにホント感謝してる。

