インターン・シップ


「しっかし、サツキがインターンシップを受けるとは思わなかったからビックリした!

大体、就活すらしてなかったのに…どうゆう風の吹き回しなの??」


グラスを机に置きながらリサは聞いてきた。


「あ~…うん。

佐川教授に押切られちゃって。断るタイミング逃しちゃっただけなんだぁ」


「なぁ~んだ。
ヤル気になったのかと思ったのに。

でも…もったいないよねぇ。
サツキ、すごい成績いいし資格だってがんばって取ったのに…。

ねぇ、これからどうするの?まさかまだ“あのバイト”…続けるの?」


リサは、急に真面目な顔になってきいてきた。