「ゆっくり決めろ」


「うん。じゃああたしは……あっ、トマトとバジルにする」




そして、オーダー取った。


安藤はしばらく、俺をジッと見つめていた。




「……ん?どうした?」

首を傾げて安藤を見つめ返す。




「……ううん。なんか、こういうのいいなあって思ってさ」


「え?」