俺が頷くと、安藤は俺の隣りに座った。




「……佐々木君はこんな所でなにしてるの?」


安藤は俺に視線を向けた。




「……別に」


俺はタバコの煙を吐き出した。




「……そっか」


そんな俺たちに、生温い風が吹く。




「……安藤は?」


俺は安藤に視線を向けた。