この世界で二度きみを殺す

姉さんが「そーた」の"た"で言葉を呑み、ほんの少し目を大きくする。


けど、こちらを見つめるとすぐに、その目は悲しそうに伏せられる。



「姉、さん?」



顔を横にする。



………あれ。









頬を水が伝った。







泣いてるのか、僕は。