先生はアタシの大声に顔を上げて 一瞬きょとんとした顔をした。 それから 「そう?じゃ言ってみなさい」 そう言った。 「えっ…? あっ…えっと、アキ…」 そこまで言ってアタシは俯いてそのまま声は小さくなって消えた。 そんなアタシの姿を見て先生は書類を集めていた手を止めた。 そして 笑いながら言った。 「言えてないじゃないか…!」