え…。 ちょ…ちょっと…。 いきなりの出来事に言葉が出てない。 アタシはドキドキして自分の顔が真っ赤になっていくのがわかるくらいだった。 「少し待ってなさい」 先生はそう言ってリビングにあるチェストの引き出しから絆創膏を持ってきてアタシの小指に貼ってくれた。 先生の手は 大きくて 温かくて やさしい。 「…もう…いいから。 僕が何か作るから。 座って待ってなさい」