小野先生とアタシ


そして息を切らしたまま…

教室のドアを開ける。




ここに来るとやっぱりあのことを思い出す。

まだ鮮明にアタシの中にある。

泣いていた先生の姿。




先生はきっと

「大切」な
「彼女」を

思い浮かべていたんだろう。



そう思うことは自分で自分の胸を締め付けることになるから
止めておこうといつも思っているのに。