「高校生に教えちゃった〜(笑)」 悠さんは、笑って言った。 「メールって気づかないから連絡は電話で(笑)」 「はいっ!!」 そう言って笑顔でお礼と別れをつげ車から下りた。 車が見えなくなるまで見送った。 私、悠さんの事好きなんだと自覚した。 悠さんにだけ震えたりしなかったのは、見たときすでに恋に落ちたんだと思った。 好きになったのが悠さんでよかった。