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「お腹空いてたんだね」




鳥が好きなのか、昼になるといつもパンくずで餌付けしている。
変わったやつだと思ったが、何故かその姿は絵になった。


「あいつ、もう授業始まるっつーのに……」


次はサボるつもりだ。
腰を上げると、小鳥遊が眠りこけていた。


「……起こしてやるか…」


俺は小鳥遊に近づくと、肩を揺する。


「おい小鳥遊。起きろ、次森下だぞ」