「朝、目が覚めるとね ドキドキするの!」 大きな声で わたしがそう言うと ケンちゃんは 不思議そうな顔をした。 「わたし ケンちゃんの彼女なんだなぁ~って。 つらいときも わたしには ケンちゃんがいるもん! って思うと 元気になるの!」 わたしは 星を見上げながら ケンちゃんの前を歩く。 目の前のケーキ屋さんから あまいあまい香りが漂ってくる。 「未夢にとっての王子様は ケンちゃんだよ? 未夢の夢はね ケンちゃんの お嫁さんになることなの!」