「ケ、ケンちゃんっ! ……きゃっ!」 がまんできなくなって ぱちっと目をあけると さっきより もっと近くに ケンちゃんの顔があった。 びっくりして あとずさりする。 「あ、あのっ! わたし こんな格好でいいのかな? シチュエーションとかも お月さまや お星さまが見える お城とかじゃなくて いいのかな?」 なかなか踏み出せない おとなへの階段。