「オレは 閉じてる方がすき」 「わ、わかった……!」 今度は 目をギュッとつぶる。 たぶん こんなに力をいれて 目をつぶらなくても いいんだろうけど あまりにドキドキしすぎて やっぱり力が入ってしまう。 ……あれ? ちょっと待って。 ケンちゃんの顔 今、どこにあるの? 真っ暗で 何も見えないから わかんないよ。 すると わたしの両肩に 突然何かがふれた。 思わずビクッとする。 これはきっと…… さっきまでつないでた ケンちゃんの手。