「ちょっと待って!」 頭がこんがらがって 思わずケンちゃんを 押しのけた。 とは言っても 力のないわたしには 男の子のケンちゃんを 押しのけるなんて 到底ムリな話。 びっくりした顔をしている ケンちゃんに わたしは あわててたずねた。 「目は開けてるの? 閉じてるの?」 気が動転しちゃったから ってだけじゃないよ。 本当に ずっとギモンだったの。 よくわかんなかったの。 今日が キスの記念日になるんだもん。 おしえて ケンちゃん。