「そっそうね…。その時はお茶でもご馳走してちょうだい」
「もちろん。デートはしっかりやるよ」
「でっデート!?」
いっいや、従兄に深い意味はないだろう。
「当たり前だろう? ちゃんと1人の女性として、扱うよ。でも今は教え子、な?」
「わっ分かってるわよ!」
「なら今は、コレでガマンしろよ?」
従兄の顔が間近に迫ってきた。
「っ!?」
そのままそっと軽く重なる唇。
甘さが…口の中に広がった。
「おっ教え子に何するのよ!?」
「ははっ。だからコレで受験日までガマンしろって。この続きは、お前が高校生になってからな?」
頬を染めて嬉しそうに言う従兄に、わたしは参考書をぶつけた。
「ならっ! 合格できるように、ちゃんと教えて!」
「ああ、ちゃんと勉強しろよ?」
「当然でしょ? 恋がかかっているんだから!」
「もちろん。デートはしっかりやるよ」
「でっデート!?」
いっいや、従兄に深い意味はないだろう。
「当たり前だろう? ちゃんと1人の女性として、扱うよ。でも今は教え子、な?」
「わっ分かってるわよ!」
「なら今は、コレでガマンしろよ?」
従兄の顔が間近に迫ってきた。
「っ!?」
そのままそっと軽く重なる唇。
甘さが…口の中に広がった。
「おっ教え子に何するのよ!?」
「ははっ。だからコレで受験日までガマンしろって。この続きは、お前が高校生になってからな?」
頬を染めて嬉しそうに言う従兄に、わたしは参考書をぶつけた。
「ならっ! 合格できるように、ちゃんと教えて!」
「ああ、ちゃんと勉強しろよ?」
「当然でしょ? 恋がかかっているんだから!」

