Close Heart

『ねぇ、夕チャン。』


「ん??」


『まだ、学校着かないの??』


「仕方ないだろ。」


もう、時間は8時13分。


あと、2分で始まっちゃうよー。


「もう、着くから。」


外はいつもの見慣れた道。


もう学校は見えてる。


『夕チャン、もうとばしちゃって。』


「無理。」


キキィ


いきなり車が止まる。


やっと学校に着いた。


『夕チャン、ありがと。』


「おう。」


あたしは走って教室に向かった。