幸はどんどん進んでいく。 やっぱりさすがコーチだな。 そう思っていたそのとき。 一瞬 幸が私の視界から消えた。 180センチはあるだろう その体は雪の上に転がった。 『えっ…幸!!』 私は急いで 彼のもとに向かった。