そして電話はきれた。





…ねぇ幸。


絢さんは幸にはもったいないよ。

好きな人の幸せを

一番に考えられる…


なかなかいないよ。

あんな人。




…だからね。

私も一番に

あなたのことを考えたい。



あなたと

過ごしてゆける

これからの日々を

噛み締めながら。