…苦しい。 でも 嬉しさの方が大きかった。 私も幸の背中に 手をまわすと。 『…絢のこととか、 何にも気にしなくていいから。 …守ってみせるから。』 ゙子供がいるんだよ? 気にするでしょ。゙ そんな思いがたくさん 胸にあふれたが、 『…うんっ』 その一言だけしか言えなかった。