【実話】親愛なる幸せへの回り道




『…ほんとに

勝手なんだからっ…』





一人で

涙をこぼしながらつぶやく。









その

みんなからの心のこもった手紙を

裏返すと、

そこには、













幸が寝ている私の頬に










キスをしている写真が

はられていた。