【実話】親愛なる幸せへの回り道


しばらくして、

大好きなオムライスを

食べ終わった。



『ふぅー!

お腹いっぱい!ありがとう!』








『…俺んとこ来いよ。』

『…??』






いきなりの出来事に

驚きを隠せない私を、

陵はぎゅっと抱きしめた。



『…?!』



『…真里が

あの人といて幸せなら

それでいいと思った…


でもさ、

もう見てらんねぇんだよ。』