【実話】親愛なる幸せへの回り道



飲み物を注文して一息つく。



『…しかしほんと

久しぶりだな。

おっきくなったな!』


『…うん』



幸は


3年ぶりに





私の頭をぐしゃぐしゃとなでた。





私の心臓は

そのことを覚えていたようで。



すぐに飛びはねた。