いつの間にか、

菜々子の手には

沢山の買い物袋がぶらさがっていた。






『結局いっぱい…

買っちゃった』



『本当だよ。

お金の無駄づかい!』




『…えっひどーい!笑』





『…ふふっ。

じゃあそろそろ帰る?』





『えっ…まだだよ。』





『まだあんの!?驚』


『うん!


…真里の、まだ買ってない!』