「……寒い。」 またっ!? てか背高すぎ……目の前にたたれると、何にも見えないんだけど……。 「とりあえず、上がって?」 「あ、うん……さんきゅ。」 走ってきてくれたのか、鼻は真っ赤で、息も少し切れていた。 「ごめん。講義が思ってたより長引いた。」 そっか……でも、よかった。 会いに来てくれた。 「講義お疲れさま。 わざわざ来てくれてありがとっ。」