『扉』なんぞ、

無くてよかったんだ…。




俺は…、

お前たちに逢いたかっただけだ…



例え、お前たちがもう存在しなくとも…、

俺が、存在しなくとも、

あの砂漠になら、
あの光景になら…、

いつでも、
お前たちが生きた証があった。



過去の想い出に囚われて…
それでも、

俺は、

幸せだったんだ……




また…

独り、なのか…?