美亜に会いたいと心から思った。



卓弥に言われた通り、俺は過去を引きずっていたのかもしれない。






正直に気持ちを話したことで、俺の心はすっきりしていた。



もう、鈴子を好きだった自分が思い出せないくらいだ。




今は、美亜のことしか考えられなかった。





「おい、なんだよお前・・・・・・」





トボトボをうつむきながら歩いてきた俺のペット。



髪型が変わってる。


びっくりして見上げた顔を見て驚いた。






目がはれていて、元気がない。







「何無視してんだよ、ペットならペットらしく俺の言う事聞けよ!」