余裕をもって8時半に 駅についた。 もう何度も行き来した 駅から菜緒の家の道のり。 無事に一人で菜緒の家に 辿り着けた。 玄関のチャイムを押す。 「はーい」 「菜緒のママ?真帆です」 「どうぞ」 玄関を明けてくれたのは 菜緒のママ。 「真帆ちゃん聞いてるよっ 菜緒,2階にいるからね 御飯になったらまた呼ぶわね」 「お邪魔します。お願いします!」