家に着いた2時くらいから
4時くらいまで
隼翔の部屋で一緒に
テレビを見たり
雑誌を見たり…。


4時になったとき,

「ランニングしてきていい?」


って言われたから
OKサインを出した。
隼翔は努力を惜しまない。

今日だって試合が終わって
ひと段落したばっかりなのに。



隼翔が下に降りると同時に
あたしはママや陸たちが居る
リビングへ向かった。



普通なら彼氏のお母さん
って敵でしかないだろうけど
隼翔のママはそういう
怖さだったりっていう
感じが一切ない。

あたしのことを娘みたいに
かわいがってくれてる。

隼翔の優しさはママから
受け継いだのかもしれない。