「ごめん。俺ら言い過ぎた」 あたしの涙を見たのか大輝があたしに謝ってきた。 「違うっ!なんかよかった」 みんながいてくれてよかった。 甲子園が終わってから何度みんなに助けられたのか。 メールで電話で……。 「ありがとうねっ」 「まあ…いっか」 あたしの言葉に驚きを見せながらも大輝がそう納得してた。 「てか俺初めて隼翔があんなに動揺してるの見たわ」 いきなりそう言い出した大輝。 「はっ…?」 大輝に冷たい視線を送る隼翔。 菜緒は笑ってるし蓮に悠に陽吾はあたしと同じくわからない顔。