「で、女いんの?」


「ん〜…。」


きつい隼翔に口を濁す和。


「居るんだーっ!!」


和の答え方にあたしが
つっこんでやった。



「うそ〜。連れてきてよ。
あたしの待望の娘と
ショッピングがっ!
真帆ちゃんと和の彼女と…」


「えー!行きたいっ」


「でしょでしょ」


女同士、買い物に行くとか
行かないとか…。



そのあとも話は続いた。


12時を回るとあたしを
睡魔が襲いだした。


「上行くか」



隼翔の言葉に頷いた。