「………もう……諦めるしか……ないんだ……ね。」
「ごめんな……。」
「でも……出ていくってどこに出ていくの……？」
「俺は県外の大学を受験することにした。希望に会う前からずっと考えていた事だ。だが。希望に会って俺は受験するかどうかを考えた。だが、今回こんな状況になったから……。県外の大学受験をすることにしたんだ。だから……来週俺はその為に家を出ていく。」
「生徒会長はどうなるの…？」
「先生に話しは通している。」
「……また……会える日が来るよね……？」
「きっと来るさ。」
「絶対だよ…。約束。」
「…あぁ。」
俺は約束を果たす為に希望にあることを伝えた。
希望は納得した。
俺は覚悟を伝える事ができた。
希望……。
愛してる。
だからこそこの事を伝えたんだ。
