しまった…と思った。



「あたし寝てたんだー。」




「お前着替えるって言いながら着替えないで何寝てんだよ。心配しただろ?10分もまったんだぞ…」




「ごめんごめん、許して!」




「…いや。別にいいぜ。」




お兄ちゃんはあさっさり許してくれた。



兄妹ってこんなもんなんだなぁって実感した。




「あのさ……」



お兄ちゃんが話しかけてきた。




「何?」





「ちょっと話があるんだけど。」



お兄ちゃんから話って何だろう……まさかー。



ぎゃぁぁ!!


あり得ない!


妄想ストップ〜〜!




「希望さ、どんな夢みてた?」




え?



どういうことっすかー!?