「まぁ、立ち話も何だからそこのベンチでゆっくり話そうぜ。」




「うん!」





俺達は会話を……初めての会話を始めた。





「んにしても、あの口調……まじで不良みたいで焦った。」



「あっ。ごめん…。あの英語のくそばばあにだけいつも態度がああなるんだ。あはは…。」



「まぁ…ほどほどにしとけよ…。」




「は〜い」





さっきの不良みたいな姿はビックリしたが、可愛い妹。

希望をいっぱつで好きになった。



「ねぇ。お兄ちゃん」




「ん?」




突然呼ばれた。





「あたし、お兄ちゃんの事大好きだよ♪お兄ちゃんあたしのこと好き?」





ドクンッ……




ん?ドクンッ?




なにドキドキしてんだ俺…!




あくまでも兄妹での事をいってるんだよな!?



いや、そうしかありえない……。




変な想像すんなよ……俺…。




「あぁ……。勿論。好きだよ。そりゃぁ妹だから当たり前だろ?」





「……。」





何で希望黙ってるんだ?



俺変な事いった?