確かに、この軽い性格には沢山の知り合いが居そう。

そこで、会話が途切れた。






あたしには、クラスで喋る友達が少数。

クラスで、と限定したところで他クラスにもいないんだけど。

昼御飯をその友達と食べていた。

「…ブルータスよお前もか。」

急に真ん中に座る史佳(フミカ)が言った。

その言葉に一番早く反応したのは、あたしの体だった。

反射的にビクッと揺れた肩に隣に座る美羽(ミウ)が驚く。

もしかしたら美羽は、史佳の言った言葉の意味がわからないのかもしれない。