「嵐!半月ずつの約束だろ!?イブは今日からお兄ちゃんと過ごすんだもんな?」
「う、うん…確か」
わたしの肩をギュッと抱くフブキお兄ちゃん
その瞳からあふれ出るわたしへの多大な愛
そう この人は学校では厳しく凛々しいスポーツマンで通ってるケドそれは行き過ぎた性質をあざむく仮面で
実は極度の甘々シスコン!!
偏った愛がはんぱない……
とどまる事を知らないわたしへの愛は もはやHE・N・TA・Iの領域に!
「うるせぇ!このシスコンがっ!!きめぇンだよ!!手離せ」
「ルール守れよ!離すか!!お前こそどーせ連れて帰ってイブをこき使うんだろ!?」
学生の目に付かないからってケンカをおっぱじめる2人の兄……
ハッキリいってわたしはどっちでもいい……
だってどっちもどっちだもん


