「あにきぃ……?」


ドアの外でニヤニヤ笑ってる生徒会長



兄貴はようやく口を開く



「……よく調べて見ると対して意味のない委員会だったから―……廃止した」


そしてぶつぶつと図書委員会の非合理さを説明するけど

わたしには難解すぎる……



と、いうか



これって



公私混同……?




「これで心おきなく家事ができるな?」


兄貴はうっすらと笑みを浮かべた



全てを意のまま操れる兄貴に反論出来るはずもなく



わたしは顔をひきつらせながら下僕生活に戻るべく兄貴の後について学校を後にした





うん

大丈夫……


こんなのいつもの事じゃない……




わたしはまだ頑張れる!

やれるよ!イブキ




………


(涙)



 ◆  ◆  ◆