鈴木のおばさんを今日も虜にして家に戻った
玄関に入ると
兄貴の表情は裏の顔に
壁に押し付けられた
「伊吹ぃ?なんでお前、バカ吹雪の味方してんの?」
「み、味方?」
したっけ?
今日はホントはフブキお兄ちゃんの家に行くはずだったからそう言ったまでで……
「お前は俺の言うことに口答えせず従ってりゃいいんだよ?」
「わ、わかってるよっ」
「『わかってるよ』?んん?」
睨みつける目からは半端ない圧力
「わかってマス……」
「よし」
兄貴の手が離れた
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