秘密のアイドル~仮面カブリノオ姫様~下


「起きて~!仕事だから!SHI・GO・TO!」


もう着いたんだ??

アタシのほっぺたをぺちぺち叩く、純君。

綺麗な手してるなぁ―…


「起きてる、起きてる」


バッグを持って、車を出た。


昨日の夜なんか眠りが浅かったからカナリ疲れた。


まだ仕事前なのに。

さてスタジオに入ろうとしたところ捕まった。


匡に。