支度を終え、迎えに来た純君の車へ乗り込むと、かなり灰な純君。 「まずはドラマ撮影からだよ~」 いつもはもっとしゃきしゃきしてる人なのに。 そう言って純君はウチのマンションから車を出した。 なんか、純君死んでない?? いつも軽く握ってるハンドル。 今日は若干ハンドルにもたれてれいる感じ。 疲れてんのかな?? じゃあ、 せめてアタシが代わりに―…… 寝といてあげよう。 そう思い、後部座席で横になった。