しばらく踞って、顔色をなんとか普段の肌色に戻した。 スタジオに戻って撮影も滞りなく進めた。 ま、プロだし?? 撮影の後は家に帰ったけど、兄貴は居なかった。 純君曰く、明日の準備だって。 いきなりで大変だろうな。 ちょっと前に戻っただけなのに、一人が寂しく感じる。 兄貴のせいだ。 アタシはこんな寂しがり屋じゃなかったのに。 また布団の中で前みたいにiPodを聞きながら寝た。