「兄の新一っす!!」 茶色のに近い唇の隙間から見える真っ白な歯。 まるでプロゴルファー……ん?? 兄っつった!? 「あ、兄貴??え、まじ!?」 アタシの口は半開き。 「え?侑姫気づかないで今まで会話してたのかよ??」 くそうけんだけどーって言いながら手を叩いて笑うのはアタシに若干似てるような気がした。