純君は壁に寄っ掛かって携帯をいじくってた。 「侑姫ちゃん?目覚めたの?裸足でどこ行くつもり??まだ休んでないと…」 「匡は??緋山匡はどこ?今すぐ会いたいっ…!」 「まずは靴を履きなさい。緋山君の病室ならそれから……あっ!!」 靴なんかいつでも履けるの!! 今は…… 靴なんかより匡の事が…… 匡が……