「だめ、車乗って。これが僕の仕事だから」 純君は強がりである。 しかしアタシも意地をはる。 だって純君アタシより忙しいのにアタシより寝てない。 「アタシを乗せて居眠り運転でもする気?アタシはいいから」 「じゃあマックスマーラまで送るからその帰りは電車で平気?」 どうしてこの人はアタシなんかのためにこんなに頑張ってくれるんだろう。 愛される事に慣れてないアタシは、こんな純君に対してどう応えたらいいのか未だによくわからない。 「ありがとう」