本当は、別れたくなんかないよ??




でも、ここでそんなわがまま言ったら、恭平にめんどくさいって思われるもん。




そんなのやだ。




でも、別れるのはもっといや。





じゃあ…




「どうすればいいのぉ…」




私は隣に直弥君がいるのを忘れていて、屋上で泣き叫んだ。